ミステリー

Michael Z. Lewin
マイケル・Z・リューイン

知性派ハードボイルド?
昔からファンなんですが、今ちょっとデータを揃えてる暇がなくてとりあえずこれだけ(汗)。

「探偵家族」
マイクル・Z・リューイン著 田口俊樹訳
早川文庫 2003 (ハヤカワ・ミステリ 1997)
"Family Business" 1995

バースに住むイタリア系のルンギ一家の家業は「探偵」。
引退して次男に事務所を譲ったおじいちゃんは元探偵。現役の次男とその奥さんが事務所を切り回し、画家の長男はパートタイムで仕事を手伝うし、長女は事務所の経理担当。そして、次男の子どもたちのバイトは張り込み(笑)。楽しい食事時の会話は殺人事件の話だったり、依頼人の夫の謎の行動だったり……。

心優しくまっとうな普通の人々を描くハードボイルドを書き続けてきたリューインの、にぎやかで楽しい、ホームコメディなミステリー。残忍な殺しも、どろどろの人間関係もない、楽しいお話です。ちょっとびっくりかな(笑)。

この本、文庫で出てすぐに買ったのに、そのままずーっと積んであって、しかも、読み始めた後、職場のお弁当バッグに入れてお昼休みにだけ読んでいたため、おそろしく時間がかかってしまいました。とびとびで読んでる感じだったので、印象が散漫に(涙)。やはり、本は集中して読まないとダメですねー。

リューインの本として期待していたのとはずいぶん違いましたけど、面白かったです。なんだかんだいって仲良しで、楽しんで探偵家業をやっているルンギ一家。地元では有名で、警察とも仲良し。そういうのって、想像しただけでわくわくしますよね。
2004.11.10



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