ファンタジー・国内

本宮ことは

ライトノベルの新人さんです。未知数。

「聞け、我が呼ばいし声:幻獣降臨譚」
講談社ホワイトハート 2006

リアラ女神の守護するその世界では、女性は滅多に生まれない。そのかわり、女性は生まれながらにして精霊の守護を受け、成長してからは幻獣の守護を、結婚後はふたたび精霊の助けを得ることになる。女性達の使役する精霊達の力で、人々の暮らしは根本から支えられているのだ。
リスタル王国の辺境に生まれた少女アリアは14歳。初潮を迎えた彼女は幻獣との契約を交わすべく、「契約の儀」に臨んだのだが……。

はい、ライトノベルです(笑)。新人さんの新シリーズですねー。
特に珍しい設定でもないし、ヒロインの性格も普通だし、まだまだお話は始まったばかりで長そうだし、強力おすすめかといわれるとそうでもないんですが、何故かこの本を読んでいて、私は全然別の設定の別の物語を書きたくなった(笑)ので、そのことに敬意を表してご紹介することにしました。プラスであれマイナスであれ、私は自分の中に新しい物語を紡ぎ出させるだけの力を持っていた本を高く評価することにしています。何の中の何かを呼び覚ます力があったのなら、それはやっぱり何らかの力が物語に宿っていたからなのだろうということですね。あ、私がそれを書くかどうかはまた別問題ですよ(笑)。実際、書くことはないでしょう。やる気皆無(苦)。

アリアという名前から、当然歌うものだと思ってしまうわけですが、ヒロイン、歌ってません(笑)。おそらく家事全般は得意だと思われますが、今のところ特に誇れる技術もないみたいです。普通の女の子? 本当に?(笑)。

このシリーズ、お話は本当にまだまだこれからである模様です。この巻では、幼なじみの好青年2人と陰のある謎の青年だけがお供でしたが、次巻からは美形度がUPするとか(笑)。まだまだ子供な感じが抜けない、微妙に私の好みからはずれるヒロインですが、今後に期待、というところでしょうか。っていうか、もっと性格曲がってる人たちをもっと……(爆)。
2006.06.10



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