ファンタジー基本図書?


「くまのパディントン」

「くまのパディントン」
マイケル・ボンド作 松岡享子訳
福音館書店 福音館文庫 2002
(単行本は1967年)

ブラウン夫妻が娘を迎えに出かけた鉄道の駅で見つけたのは、小さな茶色のクマ。賢そうな目をした、お行儀のいいそのクマは、自分はペルーからの密航者だと2人に告げた。彼の首には「どうぞこのくまのめんどうをみてやってください」という札が下がっていた。
パディントン駅にいたから、「パディントン」。ブラウン夫妻は、なりゆきからそのクマを自宅に連れ帰り、一緒に暮らすことにするが、パディントンには、おそろしいほどの騒ぎを巻き起こす才能があって・・・・・。

自然に家族の一員になり、町の人々にも気に入られる、言葉を話すクマのパディントン。それだけが非日常的な、後はごくごく日常的な世界での、可愛くて楽しい、にぎやかなお話。シリーズで7冊出ています。キャラクターグッズも沢山ありますね。大きなフードのついたダッフルコートを着たパディントン。本を読んでいなくても、絵で知ってる方も多いのではないかと思います。

このシリーズ、私は小学校の頃に図書室で借りて読みました。自分では持ってなかったんです。パディントンが次にどんな騒ぎを起こしてくれるのかと、わくわくしながら読んだものでした。いっぱい失敗もするけれど、終わりよければすべてよし。がんばれー、って感じ? っていうか、パディントン、がんばらなくてもうまくやってますよね。



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