ファンタジー・海外

Craig Shaw Gardner
クレイグ・ショー・ガードナー

ユーモア・ファンタジーの人? 1冊しか読んでいないので、まだよくわかっていません。

「魔術師エベネザムと不肖の弟子」
冬川亘訳 早川文庫 2006
"A Malady of Magicks" 1986

名だたる魔法使いエベネザムと森の小屋で暮らす少年ヴァントはエベネザムの不肖の弟子。弟子入りしてからそれなりに時間が過ぎているが、まだろくにまともな魔法は使えないし、魔法使いとして考えることも得意ではない。それどころか、このごろ、寝ても覚めても考えてしまうのは森で出会った美少女アレアのことばかり。そんなある日、デーモンと戦ったエベネザムが、魔法に対する激しいアレルギーになってしまい……。

表紙が可愛いです(笑)。

微妙にとぼけてはちゃめちゃな、ユーモア・ファンタジーの新シリーズ第1巻。雰囲気はなんとなく「鳥姫伝」とかと似ている感じですね。こちらは普通に(?)西洋系のファンタジーをパロディにした設定ですが、どたばたジェットコースターぶりに近しい感じが。でも、私はこっちはそんなに笑えませんでした。笑いのツボがずれているのかも(笑)。何が元になっているのかわからないと、やっぱりちょっとつらいとこありますね。

というわけで、読む前に期待していたのとはちょっと違いました。もっと癒し系かと(笑)。なんとなく面白かったのは「へなぶりデーモン」くらいかなあ。ちなみに、「デーモン」と訳さないで「悪魔」と訳してあったら、別の意味で笑えたかもしれません。

まあ、まだ1巻目です。全3巻なのかな。
次が出たらまた読んでみます。
2006.04.29



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